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:愛知県


by バラ園のガーデナー
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キトサンは薄めがいいですよ

3月ももう終わり。

昨日日中、こちら(愛知県)は長袖が暑いぐらいの庭でした。
水遣りのペースも、バラの動きを良く見て
朝、9:00頃までにあげるのがきっと一番いいのでしょう。

昨春、この時期頃から
キトサンの極薄希釈で葉面散布を2-3日に一度、水遣りのついでにしていました。
我が庭ではキトサン元年でした。

その前年は庭師さんのご好意で薬品の消毒をしていただき黒点を抑えることができました、それだけでも私自身のストレスはなくなって気持ちが軽くなりました。
が、その翌年(昨年)は、自分でそれをしなければならなくなって、
そうなると完全防備の身支度、それを毎週続けなければならないことに無理を感じ、
友人の勧めで「キトサン」を知り、そしてはじめたのです。
半袖、ノーマスク、
人間が被ってもなんだか化粧水を浴びてるような、自分まで健康になりそうな感じ。

バラも、黒点もうどん粉もなくトラブルなし。
バラからもストレスフリーを満喫しているような開放感が伝わってきました。
芽吹きの良さとか、葉の勢いとか、そういうところがそれまでと違っていたからそう感じたのかなと思います。

なるほど、
キトサンには殺菌効果があるので、黒点やうどん粉など植物に付くカビ菌対策になったようです。
新芽を育てることの期待で散布していたのですが、
噴霧器をいちいち出してたりしたら2-3日ごとなんてできませんでした。
なるべくラクに、ずぼら心が元で
ホースから直接、水遣りのついでにできる器具があってそれでこそできた春でした。
キトサンは薄めがいいですよ_b0177708_9115565.jpg
アルゴジェット(微粉肥料のおまけ)です。
もともと粉状肥料のための液肥希釈散布器具なのですが、ホース直結ということで自己責任でキトサンの散布もこれでやっていました。
(本当は、液体原液のための器具ではないのです)
使用したキトサン(スーパーグリーン「ばら専科」)は、原料が食酢とカニ粉末なので浴びたとしても口に入ったとしても、化学薬品ではないので
使えるモノを使いました。
アルゴジェットは、おもちゃのわりには大したもので、
希釈倍率は「おおよそ1400倍」とアバウト、しかしちゃんと薄めてホースから出てくれる、
「使えるヤツ」なんです。

たぶん粉末専用なので、液体原液は早くケースから出て行ってしまうのだと思います。
私の場合は、
ケースいっぱいにキトサン原液を満たすのでなく、10mlとか、20ml程度いれただけ。
そのほうが最初から薄く、薄い濃度から終わりまで薄いまま、おおよそ1400倍前後でアクアガンの「キリ」で噴霧したのが良かったと思います。
それでも散布するとほんのりお酢のにおいが漂って、
日によってスタート場所を変える工夫ぐらいで散布の時間的間隔と濃度を調節しました。
通常葉面散布は350倍程度を月2回推奨なんですが、
薄い散布を回数分けて(多く)するのも手。
製造元の関西キトサンさんも、濃いのは心配、薄めがいいですよ、と
昨春の結果を認めてくださいました。

梅雨前までこんなことを続けていて、
その後、猛暑に心も体もやられてしまった私はその後の散布をサボってしまいました。
(とても庭に出る元気がなかった・・・)
しかし、梅雨前までの蓄積が秋口までもってくれました。
秋の長雨でちょっぴりうどん粉が出て、キトサンを継続しなかったことを後悔。
今年はがんばって秋も実績を出して見せますヨ!
by Secretrosery | 2011-03-30 09:34 | 水周り・液肥散布方法